小学校の時に転校していった（だったかな？）U君。ひさびさに会えて声を掛けてくれた言葉は「おうち作ってくれない？」でした。
案内してくれた敷地には小さな倉庫と井戸があり、井戸はその筋の方がきちんとニンガイ、後はプランを固めるだけになりました。
ところがご要望の間取りは「和室+リビング+寝室を縦続きに」と、必要寸法に対して敷地の奥行きがちょっと足りません。
机の前で頭をひねっても何もいい案が思いつかず「月並みだけど現場に行ってみよう」とウロウロし、現場から頂いた答えは「斜めにしてみれば入るかも」でした。
接している道路幅が狭く、この方が駐車もしやすそう、ということで後はとんとんと設計が進み、まとまったプランはなかなか楽しそうな建物に…。
同級生だけに「こうしたらどう？」がとても話しやすく、設計も現場もとても楽しく進んだ建物でした。